フラクタル心理学：愛と地位

フラクタル心理学講師の白鳥です

私の父と母は同じ高校の1学年違いで、
父は母を化学室に呼び出して告白したけれど失恋。

卒業後、名古屋で偶然再会し大恋愛の末に結婚、長女の私が生まれた。

五十鈴川でデートしてな…

…というロマンチック話を子どものころから何千万回も聞かされており、私はウンザリしていた。


この話をするときの父の口癖はこう。

「お父さん、ますみに初めて話すけどな…」

「お父さん、その話はもう何千万回も聞きましたっ！！（怒）」

愛より金だ！地位だ！…なんてときどき受講生さんにお話をするけれど、
私の土台はこんなベタベタ愛の一家ですよ。

しかし文字に起こして読んでみると、なんて平和な家庭ではないですか！


そんな父から昨日電話が入った。
父の叔父が白内障の手術をするということで、色々と手術について聞かれた。

「お父さん、お前に教えてもらいたいんだけど…」

ん？どこかでこのセリフ聞いたことがあるな。


それから仕事の話になった。

父から母との恋愛話は何千万回も聞いたけれど、
仕事の話はあまり聞いたことがありませんでした。

「歯を食いしばらなくちゃならないときもあったなぁ。
 お前にも数学の計算、教えてもらっただろう？」

そうだった！！！！！！

中学、高校、看護師になってからも、
私はときどき父に数学の公式について質問された。

「お父さん、お前に教えてもらいたいんだけど…」

それは、そのときの父のセリフだ。

「お前はどう思う？お父さんはこれは変だと思うんだ。」

も～、私だって分からないよ！
お父さん、自分でやってよ。

父に数学について聞かれるたびに私は鬱陶しがった。
それでも父は何度も聞いてきた。

今思うと、我が家の生活がかかっていたのですね。


世のお父さんたちって本当に偉い。

初めての仕事が来たって、家族がいるなら
「それやりたくありません」なんて逃げませんからね。

皆さんも会社で
「君はこの会社のお父さんだね。」と言われるくらいに責任を取り、
まとめ役や稼ぎ頭になる、そして後任が少しでも仕事しやすいように道を作る。
これくらい頑張ってみてはどうでしょうか？


ちょっと話は飛ぶのですが、仕事を頑張り地位を得るにも、根底に愛があったほうがいい。
愛というのは基本的に「親の愛」です。

パワーが違う。
こんなに大事にされた私だから、私を社会に役立てようと思えてくる。

行列を作って行進しながら愛について訴える必要はない。
「愛」なんて普段語るものでもなく、そこらじゅうに当たり前にあります。

当たり前の食事
当たり前のお布団
当たり前にたたまれた洋服
当たり前の家
当たり前に整っている道

これらが全て当たり前の愛だったとフラクタル心理学で気がつきました。

皆さんもお子さんのお洋服を当たり前に洗濯し、当たり前にたたみ、
そうして当たり前に食事を作っていらっしゃるのでは？

当たり前に働き、家にお金を入れる。
当たり前に社員にお給料を払っているかもしれません。

それが愛だと気づかずに…


「俺たちの頑張りが孫の代まで続くんだ」
と父が話していました。

「ああ、お父さんはこんなことを考えながら仕事していたんだ」…
子どもの頃はこんなこと分かりませんでしたよね。

それに、フラクタル心理学 マスターコース中級の意味が本当に分かるなら、
父のこの言葉の意味を更に深く理解できます。
胸に熱いものが込み上げてきます。

もし、「私には親の愛が分かりません」「親が嫌いです」と仰る方は
ぜひ、フラクタル心理学 マスターコースや家族関係コースにいらしてくださいね。

人生を変える講座です。

マスターコース
http://www.taw.ac/seminar/list.php

家族関係コース
http://www.taw.ac/familytaw/



五十鈴川と言えば、、、伊勢出身の阿形先生！

先月ご結婚されましたが、ご主人は高校時代の同級生だそうです。

先生もこれから五十鈴川デートされるのかな～

お土産はどうか赤福でお願いしますっ