ＴＡＷ：インナーチャイルド誘導「分かると負け」

ＴＡＷインストラクター、ＴＡＷセラピストの白鳥です

Ａさん（女性・40代・一人っ子）は現在カウンセラーを目指して猛勉強！

…しなくてはならないはずが、仕事が終わって地元の駅に帰ると
どうしてもカフェに寄りたくなってしまう


別にカフェに寄ったっていいじゃない？


そう！寄ったっていいのだけれど、
なぜ問題になっているかというと「やるべきことがある」と分かっているのに、
それでもカフェに立ち寄ってしまうから、リラックスしているようでしていない。

つまり、カフェに寄りながら、実のところストレスを感じている。。。


ということで、ご相談を受けました。

脳には癖になっている回路がある。
それは幼少期０～６歳くらいで作られる。

「だめと分かっているのになぜかこう考えてしまう」
「無駄と分かっているのになぜかこう行動してしまう」

このような場合に人は問題だと感じます。

上図のあみだのように、
「こういう状況になったらこう感じ、こう行動する」とパターン化されている場合があり、
自分でも訳が分からないけれど、そう感じ、そう動いてしまう…

ということで、インナーチャイルド誘導でＡさんの幼少期に戻ってもらいました。

するとこんな場面。

私は宿題をしている。
分からない個所があった。
母に「分からない」と言うと、一生懸命教えてくれた。
でも、母の言うことが理解できないまま時間が過ぎる。
何度も何度も同じことを言う母。
母はちょっとイライラしている。
そのうちに、母の言っていることを理解できた。
でも、私は「分かった」と言えないでいる。
母はまだ教えてくれている。

実はＡさんは「分かった」と言うと「お母さんに負ける」気がしたのでした。

分かると負け！

笑うと負け！…じゃないですよ

分かると負け！

チャイルドＡちゃんの意地っ張りのために、脳内にこんな回路ができてしまったのでした。


では、どうしていつもやるべきことがあるのにカフェに行ってしまうのでしょう？

それは家に帰って勉強すると「分かってしまう」から。
つまり、負けるから！

分かると負け！という
脳内法則ができているので、やるべきことがあるのに遠回りしてしまうのです。

意地っ張りチャイルドですね～

早くお母さんに「分かった！」と言えばいいだけの話なんですけどね。
早く分かったほうがお得なのにね…

こんな幼少期の些細な出来事から、現在困ったことになるのですよ。
Ａさんの脳内チャイルドがＡさんをカフェに立ち寄らせるのです。


…とＡさんにお伝えすると苦笑！

では、脳内法則解除！
ＴＡＷ式思考修正術開始！！メス！！！！！





手術は無事に成功しました。
あとはＡさんの回復力に期待したいところです。

やるべきことはやる。
カフェに行きたいときにはカフェでリラックスする。

心も身体もメリハリが大事ですね


※ご本人のお許しを得て掲載させていただきました。
　Ａさん、ありがとうございました。