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Channel: フラクタル心理学 『心の手術室』
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TAW看護学:病める看護師さんのための心の癒し2

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TAWインストラクター、TAWセラピストの白鳥です白鳥



先日、「適応障害」と診断された友達の話を書きました。
こちら→http://ameblo.jp/platina-stage/entry-11918869773.html

友達は結局病院を辞めることになった。

その後も私と友達の関係は続きました。
友達はカウンセリングに通うようになっていました。

っくりゆっくりカウンセリングは進み、自己の内面と向き合っているようでした。
何回も通うのでお金もかかる。


私は私で看護師の仕事に段々と疑問を感じるようになりました。
次第に「これは一生は続けられない」と思うようになった。

私より早く気が付いたのは同じ病棟で働いていたAちゃんです。
Aちゃんも看護学校からの同級生。
Aちゃんはずっと病棟ナースとして働いてきました。
つまり10年クラスの病棟ナース、すごく真面目で一生懸命な子。

ある日、二人で患者さんの入浴介助をした。
それは入退院を繰り返す生活保護を受けている男性の患者さんで、
ギリギリのところで救急車を呼び、真黒の汚れた状態で病棟に搬送されたのでした。

まずは身体を清潔にと入浴介助。
マスクして手袋して…そして身体を綺麗に…

介助しているうちに、患者さんにかけた水が飛び跳ねてAちゃんの顔にかかりました。
そうしたらAちゃんがこう言ったのです。

「もう嫌だ…」


私はグッと言葉を飲み込みました。

真黒に汚れた患者さん。
内心は私もAちゃんと同じでした。

でもそれを言ってはいけない気がした


ここに看護師さんが病む原因の1つがあります。
罪悪感です。

なぜ、罪悪感を持つのか。
ここポイントです。


私たちは「お世話させていただく身」
そしてそれによって報酬を得る、と看護学生時代に習いました。


報酬…仕事の割に少ないと思わないですか?



ペタしてね



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